この記事では、
「ロボアドバイザーが流行っているけれど、本当に利益が出るの?デメリットはないの?他にいい金融商品はないの?」
といった疑問に答えます。
具体的には、ウェルスナビ
さっそく結論から言うと、
「ロボアドバイザーは長期では利益が出るが、買う時期を誤ると含み損の期間が長くなる」
です。
テオ(THEO)の実績
まずテオの実績をお店します。テオは2018/2/1に100万円を入金して始めましたが、購入後すぐに暴落しました。その後、2018/7/17に元本を回復したので、その時点で売却しました。
ウェルスナビ(Wealthnavi)の実績
続いてウェルスナビの実績です。こちらもほぼ同時期の2018/1/30頃に100万円を入金して始めましたが、購入後すぐに暴落しています。ウェルスナビもほぼテオと同じような成績でしたが、こちらはまだ元本を回復することはなく、2018/10上旬の暴落によりまた下落し、本記事執筆時点でも含み損を抱えています。
ロボアドの成績はダウ平均株価チャートにそっくり
という結果を見て、あることに気づきました。
ロボアドの成績が、ダウ平均株価のチャートにそっくりなのです。両者とも購入後に即暴落したのは、ダウ平均株価が暴落したからだったのです。
ロボアドを買うのであれば、ダウ平均の暴落直後がおすすめ
前提として、私の場合テオ、ウェルスナビともにリスク許容度は最高(5/5)にしました。リスク許容度を上げると、ポートフォリオにおける株式の割合は増えます。実際、私のポートフォリオは3分の1ほどが米国株になっていました。
このため、同じリスク許容度で運用する方は、
「ダウ平均株価が最高値を更新したタイミングではなく、暴落したタイミングで買う」
と利益が出やすくオススメです。
もちろん、リスク許容度の設定によっては、また違った形のチャートとなる可能性が高いです。
私がロボアドをやめた理由
9ヶ月ほど運用をしてみて、ロボアドは長期では利益が出ることは分かったものの、私はロボアドはやめることにしました。ウェルスナビも元本を回復したら撤退する予定です。その理由は以下です。
1.毎日資産額が変動するので、値動きが気になってしまう
大きく変動するものではないことは分かっているものの、やはり毎日ログインして見てしまうんですよね。
その時間がもったいないなと。
2.ロボアドは積立の方が相性が良く、お金の流動性を高くしておきたい私のライフスタイルに合わない
例えばリーマンショック級の暴落が来たら、含み損を長期間抱える可能性が高くなります。
生活していると突発的に現金が必要になることもありますから、その期間、資産を現金に変えることができないのは不便だと感じました。
ということで、上記2つの問題を解決できるソーシャルレンディングに今は資産を移しています。理由はこちらの記事にまとめています。
以上、私がロボアドバイザーをやめた理由についてまとめてみました。
本記事が少しでもお役に立てば嬉しく思います。