金融商品を利益額で選ぶと失敗します。利回りと継続期間が重要

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株式、債券、投資信託、FX、ロボアドバイザー、ソーシャルレンディング、仮想通貨。

 

世の中には様々な金融商品がありますが、いったいどれが一番稼げるのでしょうか?

 

そんなことを考えていると、「ビットコインに投資して100万円儲かりました!」みたいな情報につい反応してしまいますよね。

 

ところが、「100万円儲かりました!」みたいな利益額を基準に投資対象を選んでしまうと失敗します。

 

本記事ではその理由と、では何を見て評価すればよいのか?について書いていきたいと思います。

 

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利益額は元本の多さによって変わるから

 

金融商品を利益額で評価してはいけない理由は、利益額は元本の多さによって変わるからです。

 

先ほどのビットコインの例で言うと、100万円儲かったこと自体はすごいことですが、

 

元本が100万円なのか1億円なのか、いくら突っ込んだのかが分からないと、そのすごさが分かりませんよね。

 

ということで、見るべきポイントは以下の2つになります。

 

ポイント1:利回り

 

一つ目は利回りです。

 

利回りは利益÷元本で算出することができ、これを必ず見るようにしましょう。

 

先ほどのビットコインの例で言えば、

 

元本が100万円 ・・・ 100万円 ÷ 100万円 = 利回り100%

 

元本が1億円 ・・・ 100万円 ÷ 1億円 = 利回り1%

 

と、同じ利益額でも元本が100倍多いとパフォーマンスは1/100になってしまうことが分かります。

 

もし、先ほどビットコインで100万円稼いだ人の元本が1億円だったとしたら、100万円しか持っていない人は1万円しか稼げません。

 

これが、利益額より利回りが重要である理由となります。

 

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ポイント2:継続期間

 

二つ目は継続期間です。

 

先ほどのビットコインの例で、仮に一年間で100万円投資して100万円の利益が出たとします。

 

この場合、年利は100%となります。

 

ところが、次の年はマイナス30万円の損失だったとしたらどうでしょう。

 

利益は2年間で、100万円 − 30万円 = 70万円 となり、

 

年利は70万円 ÷ 100万円 ÷ 2年間 = 35%と、

 

利回りが急減してしまいます。

 

このことから、利回りがいくら高くても、長期間安定的にそれを維持できなければ、投資対象として素晴らしいとは言えないことが分かります。

 

なので、利回りの良さそうな金融商品を見つけても、「これって長期間安定して稼げているのかな?」という視点を必ず持つことを忘れないようにしましょう。

 

まずは年利5%を安定的に稼ぐのがオススメ

 

一般的に、利回り(年利)が上がるほど安定性は下がっていきます。

 

個人的には、利回りと安定性のバランスが一番良いのが5%あたりだと考えています。

 

なので、まずはこの利回りを長期間維持することを目標とするのがオススメです。

 

最後に私の実績をご紹介しておくと、クラウドバンクというソーシャルレンディングサービスで、本記事執筆時点で3年ほど運用しています。

 

20ほどのファンドに応募して元本の毀損は一度もなく、すべて6〜7%の利回りを達成できています。

 

以下記事にスクリーンショットなど掲載していますので、もしご興味があれば覗いてみてください。

 

今回の内容が少しでもお役に立てば嬉しく思います。

 

それでは、また!

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