ファミリーマートでTポイントカードを出すのをやめた話

 

「Tポイントカードはお持ちですか?」

 

「はい」

 

ピッ

 

「カードお返しします」

 

昔はこのようなやり取りをしていましたが、

 

「Tポイントカードはお持ちですか?」

 

「いいえ」

 

数ヶ月くらい前から断るようになりました。

 

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注意力を浪費したくない

 

人間が一日に使える注意力って限界があると思うんですよね。

 

で、それを使い切ってしまうと、寝るまで回復しない。

 

Tポイントカードをわざわざ財布から取り出して、渡して、受け取って、また財布にしまう。

 

そしてTポイントを貯めていると、いま何ポイント溜まったのかが気になってしまう。

 

この一連の行為に頭を使うことをものすごくもったいない。

 

この一連の行為に費やすエネルギーで、もっと他の有益なことを考えられるのではないか。

 

そのように感じるようになったことが理由です。

 

自分の時給を考えると、実は損している

 

もう一つの理由です。

 

例えばコンビニで100円の商品を買って1ポイントもらえたとしましょう。

 

Tポイントの一連の行為にかかった時間を10秒としましょう。

 

あなたが年収500万円だとしましょう。

 

年収500万円の人は年間250日、一日8時間働いた場合、10秒で生み出される価値は6.94円です。

 

時給1000円の人だと2.78円です。

 

つまり誰にとっても割の悪い取引であるということです。

 

もちろん、これだけで実際に金銭的な損失が発生しているわけではありません。

 

だけどファミリーマートでTポイントカードを渡す習慣のある人は他のポイントも集めているでしょうから、ボディーブローのように時間やエネルギーを奪われていきます。

 

お金はいつでも増やせるが時間は減る一方です。

 

これを本当に理解すると、すべてのビジネスマンは自分の時間単価を上げていくことを考えるべきであり、それに寄与しないことに時間やエネルギーを使うべきではないことに気付きます。

 

去年、ドーナツ2個もらうために1時間の行列ができていたニュースが話題になりましたが、これも同じ話ですね。

http://news.livedoor.com/article/detail/13710668/

 

そんな訳で、

 

「この取引は自分の時間単価に見合っているか?」

 

を考えるようになってから、私はファミリーマートでTポイントを出さないことに躊躇がなくなりました。

 

「タダでもらえるなら時間を使う」というマインドセットが、「時間やエネルギーは貴重だからタダでももらわない」に変わったのだと思います。

 

同じ理由で他のポイントカードも基本的に作らないようにしています。

 

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数円、数十円の節約にかける労力は、もっと稼げるようになるために使うべき

 

Tポイントカードの管理は日々、注意力を奪われる割に、節約できる金額は数円、数十円程度です。

 

なので、そのエネルギーは、自分がもっと稼げるようになるために使うべき、というお話でした。

 

なおタイトルにあるファミリーマートは、内容をイメージしやすくするための一例に過ぎず、他意はないことを補足しておきます。

 

それでは、また!

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