「これからソーシャルレンディングを始めようと思っているんだけど、サービスを選ぶときにどこを見ればいいんだろう?」
そんな悩みに答えたいと思います。
私は2017年から2年近くソーシャルレンディング投資をしており、通算17回ファンドに応募していますが、一度も元本割れをせずに安定的に利益を出してきました。なので、よろしければ記事をお読み頂けると嬉しいです。
見るべきは「貸し倒れ」と「延滞」の実績のみ
結論から言うと、見るべきポイントはたった一つで、「貸し倒れ」と「延滞」がないかどうか?です。
「貸し倒れ」とは
「延滞」とは
「貸し倒れ」と「延滞」が重要な理由
いろいろな要素がある中で、なぜ「貸し倒れ」「延滞」が重要なのか?
なぜなら、これらが元本割れに直結するからです。
そもそもソーシャルレンディングは元本を保証しない金融商品です。
なので、いくら利回りが良くても、累計応募総額が多くても、投資したお金が戻ってこなければ意味がないのです。
事業者はなるべく「貸し倒れ」「延滞」といった不都合な真実は目立たないようにする一方で、いろんな観点からアピールしてくるので、惑わされずにここだけをしっかり見るようにしましょう。
「貸し倒れ」と「延滞」の確認方法
で、これらの実績は各サービスのウェブサイトのお知らせのページで確認できます。ここで、頻繁に報告されている場合はリスクが高い事業者と見てよいです。
ただ一点気をつけるべきことがあって、「延滞」のほか、「留保」「延長」といった一見ネガティブに聞こえない表現で発表されていることもあるので、これらのキーワードでも必ず検索してみましょう。
ここではmaneo、クラウドバンク、オーナーズブックの3社を例に調べてみます。
maneo の場合
例えば以下が延滞のニュースです。直近だと2018年11月に3件、7月に1件発生しています。
https://www.maneo.jp/apl/information/news?id=7550
https://www.maneo.jp/apl/information/news?id=7549
https://www.maneo.jp/apl/information/news?id=7548
https://www.maneo.jp/apl/information/news?id=6842
クラウドバンク の場合
例えば以下が延滞のニュースです。直近だと2018年3月に1件発生しています。
https://crowdbank.jp/news/20180316_001.html
オーナーズブック の場合
オーナーズブックでは延滞の実績は見られませんでした。
ソーシャルレンディング事業者は20社にものぼるのでここでは全てを紹介しませんが、気になる事業者があれば同じ手順で調べてみてください。
「貸し倒れ」と「延滞」はどちらが重大か?
結論から言うと「貸し倒れ」です。これは元本割れが確定しているので、まずは「貸し倒れ」の有無をくまなく調べましょう。一度も起こしていない事業者が望ましいです。上でご紹介した3社は、私が調べた限り実績はありませんでした。
一方で、延滞については一度も起こしていない事業者はほぼありません。ですが延滞は貸し倒れ予備軍でもあるので、多いほど貸し倒れのリスクも高まります。
なのでまとめると、「貸し倒れ」がゼロで、「延滞」がなるべく少ないところを探すのが良いです。
私が使っているサービスについて
ちなみに私が使っているサービスはこちらです。
私はこちらで2年近くソーシャルレンディングでの運用をしており、通算17回ファンドに応募していますが、一度も元本割れが発生していません。実績もスクリーンショットで後悔しているので、よろしければこちらもお読み頂ければ嬉しいです。
今回のまとめ