ソーシャルレンディング事業者のラッキーバンク(Lucky Bank)がついに死亡したみたいです。
要点だけまとめると、投資家から集めた50億円のうち、34億円が変換されないことが確定したようです。つまり100万円投資していた人は、68万円がなくなってしまったということですね。
これを見て、投資してはいけない事業者を見分けるポイントに気付いたのでシェアします。
この記事はこんな方向けに書いています
あなたがこの記事を読むメリット
この記事の信頼性
公式ウェブサイトのお知らせを見るだけでOK
結論から言うと見分け方は簡単で、公式ウェブサイトのお知らせを見るだけでOKです。
そして見るポイントは、今回のように「不祥事を起こしたときに、お知らせで誠実に報告していない事業者は危険」。これだけです。
では実際にラッキーバンクのウェブサイトを見て見ましょう。
直近のお知らせを表示します。すると、以下の一件しか発表されていないことに気づきます。
電話が止まらないのは、冒頭のニュースに関する問い合わせやクレームだとみられます。お知らせでちゃんと説明すれば問い合わせは少しは減るでしょうに、おそらく会員もしくは投資した人だけにメールで通知されているのだと推測されます。
今の時代、メールの内容などウェブ上で簡単に拡散されるのに、誰もが見られる公式ウェブサイトで説明をしないという姿勢自体が不誠実で、同時に経営のずさんさを語っていますよね。
「延滞」が起きたときの対応を見逃すな!
「後からだったら何とでも言えるのでは?」
こういう反論が聞こえてきそうなので、もうちょっと現実的な方法に落とし込みましょう。
確かに、初めての不祥事がラッキーバンクのように詐欺まがいだと事前に見分けるのは難しいです。ですが、たいていの事業者では大きな問題を起こす前に「延滞」を引き起こしています。これに着目します。例えば以下のようなお知らせが延滞です。
【延滞発生に関するご報告】事業者AU社向け 2018年11月28日の元利金の未回収および全ファンドの利息に関するお知らせ
ここで丁寧に、こまめに報告している限りにおいては、その事業者は比較的信頼が置けると判断して良いです。もちろん延滞は本来起きてはいけないことなので、その頻度が低いことが何よりも重要であることは間違いありません。
今回のまとめ
私も資産のかなりをソーシャルレンディングで運用している身で毀損や延滞にはアンテナ張っていますので、お時間のない方はこのサイトをウォッチして頂いても大丈夫です。
「見分け方はいいから、さっさと具体的な危ない事業者、オススメの事業者を教えてくれ」という方は以下記事をどうぞ。