2019/2/27から豪ドル/NZドルの買いスワップと売りスワップの差が広がったことで、コアレンジャー_豪ドル/NZドルで買いポジションを抱え過ぎるとマイナススワップで資金が蝕まれていく状態になってしまいました。
そんな悩みへの解決策を、先日以下記事にまとめました。
今回は、資金に余裕のある方向けに、その2をさらに進化させた設定を解説したいと思います。
ちなみに私も2019/4/15よりこの設定で運用しています。
買いと売りを重ねた「両建て」の設定を
結論から言うと、買いと売りを重ねた「両建て」の設定を行います。
具体的には以下のイメージです。
買いと売りが重なることで、このレンジにおいてはスワップが相殺されてほぼゼロになります。
(実際にはプラススワップよりマイナススワップの方が大きくなるので、少しだけマイナスになりますが)
両建てではなくハーフ&ハーフにしてしまうと、以下図における1.07以下は常にマイナススワップがキツい状態となってしまいますが、両建てにすることでこれを回避することができます。
もちろん、両建ての場合でも以下図で言う1.048以下だと売り注文がなくなり、マイナススワップがキツくなってしまいます。
なので実際には、証拠金の許す限り売り注文の下限を下げるのがポイントです。
私の設定はこちら
続いて、私が2019/4/15から採用している設定は以下のとおりです。
なお、以下では必要証拠金の合計は約300万円となっているので、利用される際はご自身の証拠金に合わせて取引額を調整下さい。
買い注文
売り注文
初期設定「自動売買セレクト」は優秀だった
と、ここまで約5ヶ月間、コアレンジャー_豪ドル/NZドルを研究してきて、気づいたことが一つあります。
それは、結局初期設定の「自動売買セレクト」の形が一番優秀だった、ということです。
以前、「自動売買セレクト」はオススメしない、という記事を書いたことがあるのですが、これは撤回させて頂きます。
初心者にはオススメ、と書いたこともありますが、初心者を卒業してもオススメですこれは。
大変申し訳ございませんでした。
なお、「自動売買セレクト」のように両建てにすると、撤退したいときの手順が少し複雑なので、以下記事にて紹介しています。
今回の内容が少しでもお役に立てば嬉しく思います。
それでは、また!