【重要】スワップポイントは、再投資するなら引き出してはいけない

 

スワップポイントは、再投資するのであれば引き出す必要はない

 

ちょっとマニアックな話ですが、資産を効率的に増やすには必ず知っておいて頂きたい話ですので、解説したいと思います。

 

スポンサーリンク

複利で増やすために必ずやっておきたい再投資

 

豪ドルのような高金利通貨を買っている場合、以下のようなスワップポイント(金利収入)が毎日入ってきます。

 

 

で、このスワップは日本円で入ってくるので、すぐに使う必要がないのであれば、豪ドルに再投資すべきです。

 

そうすることで、金利収入がさらに金利収入を生む、「複利」で資産を増やしていくことができます。

 

一方、スワップは購入した豪ドルのポジションの中にあるので、私は最初、スワップだけ取り出さなければ、と思っていました。

 

ところが、スワップは取り出す必要がないことが分かりました。

 

スワップは取り出さなくても有効証拠金に含まれる

 

なぜかと言うと、以下のようにスワップは取り出さなくても有効証拠金に含まれるからです。

 

 

これが極めて重要なポイントです。

 

なぜかと言うと、スワップを引き出そうとしていたのは、有効証拠金として認識させて投資余力を引き上げたかったからです。

 

それが、引き出さなくても有効証拠金として認識されるということは、そのままでも豪ドルを買い増しできることを意味します。

 

スポンサーリンク

むしろスワップを取り出すべきではない

 

では取り出しても取り出さなくても良いかと言うと、むしろ取り出してはいけません。

 

なぜなら、取り出すと所得として認識されてしまい、税金がかかってしまうからです。

 

たとえば、FXの税率は現在20.315%ですから、スワップポイントを1万円引き出した場合、2032円が税金として取られてしまいます。

 

逆に、引き出さなければ、その全額を豪ドルへの再投資に充てることができます

 

スワップポイントを生活費として使う場合は引き出さざるを得ませんが、複利のために再投資するのであれば、むしろ引き出してはいけないのです。

 

というお話でした。税金の仕組みを理解して、賢く資産を増やしていきましょう!

 

 今回のまとめ

・スワップポイントは、再投資するなら引き出す必要はない。
・その理由は、引き出さなくてもスワップポイントが有効証拠金に含まれ、投資余力が上がるから。
・むしろ、逆に引き出すと課税されてしまうため、引き出すべきではない

 ご注意

今回の内容は、ヒロセ通商というFX会社のシステムの仕様をもとに解説しています。他のFX会社に対しても保証するものではありませんので、他社システムをご利用の場合は、スワップポイントが有効証拠金に含まれることを必ず確認頂くようお願いします
スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事